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インタビュー
鴨 桃代さん
 私がなのはなユニオンにかかわるようになったのは、子どもの看護のために一時仕事を辞めていて、そろそろ仕事をしたいと思い始めたときに、このユニオンを結成するという人から声をかけていただいたのがきっかけです。結成にあたり書記長として参加することになりました。

 「なのはなユニオン」は、個人加盟のできる地域に開かれた労働組合(コミュニティユニオン)です。いろいろな雇用形態の労働者に対応しているので、正社員のみならず、パート、派遣などの非正社員でも加入できます。

 相談を受けていて感じることは、会社での問題をどこにも相談できない人が多いということです。「話を聞いてほしい」「自分一人では解決できない」そんな相談者の声を聞き、改めてユニオンの存在が不可欠であることを認識しました。

 現状として、女性労働の二極化が始まっていると言わざるをえません。若い女性は正社員としての就職先が少なく、パートや派遣など非正社員は圧倒的に女性が多いです。非正社員の多くは有期雇用で、産休が取りづらい、契約が解除されやすいなど様々な問題があります。一方、正社員として働く女性は、長時間労働、転勤等を受け入れ男性なみに働くことが求められています。その結果、正社員も非正社員も子どもを産み、育てる事が難しくなっています。仕事と生活の選択肢が狭められ、自分らしく生きられない女性が多くなっていることを危惧しています。

 法整備は進んでいますが、女性が安心して働けるようになっているとは言えません。企業が法律をきちんと守り、あらゆる働き方の労働者が安心して働き続けることができる職場をつくるために、ユニオンは日々活動しています。

 ユニオンは組合員になった相談者とともに交渉などの行動を通して、問題を解決します。それは、相談者が「私だけ被害に遭っている」と思っていたことが自分だけの問題ではないと知ったり、自分の行動が色々な労働者のためにもつながっていくのを実感できる過程でもあります。

 これからも「なのはなユニオン」をはじめ全国のコミュニティユニオン、は労働者と一緒に問題解決に向けて行動を起こしていきます。
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